船の底部分(スクジー)を作っています。
船体に乗せて、どこを削るのか確認してラインを引き、また降ろして削り、乗せる。その繰り返し。
これは、すごい。かなり難しいです。
・乗せる部分は、斜めになっている
・船の形に曲げられたので、湾曲した部分に合わせる
大工さんの頭の中には、3D立体でこの部分が描かれているのでしょう。
少しずつ削りながら、底板をスーッと船体部分へ落としていくような。
「氷が解けて下へ流れていくイメージ。」と大工さんは言います。
地域によって、人によってサバニの造船方法は違うと大工さんは話してくれました。
底板と、舷側板(横部分)のサイズがほぼ決まっていて、底板を乗せると、ほぼ2つが合っているという造船方法もあると。
大工さんの長嶺さんの師匠、新城さんは、
このように、曲げられた舷側板に、乗せて合わせていく。という方法です。現物合わせ。
どちらもすばらしい技術で面白いですねぇ。
どんなサバニの形が生まれるのかな。。。わくわく。
本日造船作業はお休みとなります。
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