なんと船底厚い!

スクジー(船底部分)が削られ、舷側板(横部分)の上に乗りました。
厚さ、16cmくらいあります。この部分は、サバニが完成すると、見えなくなるので、この厚さがわかるのは今だけです。
手を置いてみると、どのくらい厚いのかがわかります。
この重さがサバニの安定した走りをサポートします。
また、南の島である沖縄ではサンゴ礁エリアを走らなければなりませんが、もし、何かに接触しても、この厚さが船の安全につながり、乗る人の命を守るとも言われています。

その後、「カド」と言われる、舷側板とスクジーの間の部分の製作に入りました。
これも樹齢40年くらいの木だと思われます。
底は、樹齢80年。カドは樹齢40年。
合計120年!!
なぜ足し算をしたのかはよくわかりませんが、とにかくこれだけの年月をかけて育ってきた木がサバニとして生まれ変わります。

以前、こんな言葉を聞きました。サバニは「産まれる」という言葉を使うそうです。
森から木を切って、サバニを造りますが、その木はサバニとして新たな命が産まれるという考えが昔からあるそうです。

そんな考え方は、このような何十年のもの大木を使うからこそ出てきた考え方なのかもしれません。

コーヒー飲みながら、120年の年月を感じにいらっしゃいませんか。
見学無料の公開スタイルです。
10:00~16:00ごろまで。